外資系やベンチャーではなく、日本企業の方ではないでしょうか?私が講演や研修を依頼される企業は、ほとんどが日本の、しかも男性優位の体質で成長してきた会社ばかりです。
「男性が主、女性は従」と役割が決まっており、女性が結婚や出産で自然に退職していった会社です。
世の中の少子化、会社の方針で突然、役割分担私は「個人と組織の活性化のための人材開発」専門分野のキャリアコンサルタントとして、研修、講演を数多くやってまいりました。
2006年夏頃から、企業における女性活性化、女性活用をテーマにした講演の依頼を、多くの企業や組織団体からいただくようになりました。
「女性を活かす組織、潰す組織」いささか過激なタイトルの講演を17回以上やりました。現在はより具体的に「女性を活かす組織へ変わるための取り組み方」について講演や研修、コンサルテーションの依頼が増えています。
もはや、このテーマに正対していない企業、会社はないかもしれません。
私は、この女性を活かす組織のテーマに取り組むときに、自分が勤務してきた5つの会社のことが頭に浮かびます。
私はそれらの会社で身をもって「女性を活かす組織」、「潰す組織」、「潰すというよりも女性が辞めてしまう組織」というのを体験しています。
たとえば最初に入った会社は、大手自動車会社でした。
お茶だし、書類整理、伝票整理といったルーティンワークをやって3年目に入ったときに私は直属の部長に「何か他の仕事もさせてください」と言いました。
部長の答えは、「君は、女だろう。
しかも結婚している。
会社はね、女の人は3年から5年働くものだと考えているのだよ。
女は結婚したり、子供ができたりで家庭に入るものだかを取り外し、男女ともに活躍できる会社になれといわれ、戸惑っているのです。
つまり、3月まで男子校だった学校が、4月から突然男女共学になるそんな状況かもしれません。
「女性は家庭を守り、男性は外で仕事をする」この女性男性の役割図式は、大きく変わってきました。
「男性も女性も働き続け、一緒に家庭を作り子供を育てていく」今の弱歳以下の男性女性にとって当たり前の人生観。
つまり、女性が活き活き働ける会社を目指すということは、これからの20代、20代の男女すべてが活き活き働ける会社になるということにつながるのです。
君も結婚して3年、子供を作る時期だろう。
だから同じ仕事をやっていればいいよ」その時に離婚を考えていた私は、その部長の言葉を聴いた瞬間に、この会社に勤めていても私の未来は全くない。
自分の人生を自分でやっていく上では、女性でもしっかり稼げる会社に行くしかないと考え、すぐに転職先を探しました。
私が朋歳のときのことです。
『とらぱ−ゆ』という転職雑誌で給料の高い順に電話をかけて面接を申し込み入社したのが、中小企業向けのデータベースサービス会社でした。
この会社はベンチャー企業で創業メンバーを募集していました。
能力があって、やる気があって、根性があるなら男女問わず一雇うということでした。
確かに、男性も女性もなく能力のみが評価基準でした。
社長以外ほとんどが20代で独身。
徹夜で会社に泊まりこむのが当たり前。
女性が働きやすい会社というより、男性女性に対して差別も配慮も無かったように思います。
3番目の会社は、不動産バブル直前のITベンチャー企業で、まさに会社は株式公開直前の飛ぶ烏落とす勢いの時期でした。
ここも2番目のベンチャーと同じで、完璧な能力主義でした。
私は師歳から羽歳までの3年間を、人生仕事一色でこの会社で過ごしました。
4番目が、航空会社を親会社にもつコンピュータ関連会社です。
私はここに加歳の誕生日を過ぎた頃に転職をし、9年間働きました。
新規事業のプランナーとして入社した私は2年後に、マルチメディア事業を立ち上げ、パイロットやキャビンアテンダントの教育システムのコンピュータベース化や、本社やグループ会社のホームページの立ち上げプロデュースを行いました。
時代はまさにIT時代の到来です。
私はそこで大きな業績を上げ、高いポジションを得るようになりました。
ただし、この9年間こそが、女性として苦悩した時期だったかもしれません。
直属の男性上司からしょっちゅう言われた言葉は「本社は女性なんか専門職以外は、全員アシスタント業務で男性のサポート職なのだぞ、お前はラッキーなのだぞ。
本社は女性の管理職なんていないし、関連会社だってお前の昇格は、異例中の異例。
感謝しろ」他の部門の男性管理職や、女性の同僚からはこんな陰口が。
「女を使って出世したに違いない。
本社の○×役員と仲がいいし。
帽を売るのがうまいから。
女は得だよ」当時の私は必死でした。
男性優位の企業体質の中で、認められ評価されるには何しろ頑張るしかない。
死に物狂いで働いた9年間だったように思います。
私は、自分が思っていたキャリア、つまり報酬と、部長というポジションを手に入れました。
私自身は女性であることをその9年で捨ててしまったように思います。
私は外見的にはきれいに化粧をし、服装にも気を使っている女性に見えていましたが、中身は超合金で作られたロボット(スーパーガンダム女)になってしまったのです。
珊歳のスーパーガンダム部長となった私に対して、妹のようにも感じていたアシスタント2年前、妬歳のときから取締役をしているのが、エム.アイ.アソシェィッ株式会社です。
手前味噌ですがここは、まさに「女性を活かしている会社」だと思います。
仙代半ばと後半の2名の男性の代表取締役は男女の差なく活躍の場をもたせ、社員のモチベーションと組織のモチベーションを非常に重要に考え、自らがメッセージを出す機会をたくさん設けています。
社員構成は別代と30代で構成される若い会社ですが、女性のマネージャーの数は男性とほぼ同じです。
別代の人事部長、判代の営業部長、20代のマネージャー、この3名の男性管理職の持つ人間力が、女性を活かす組織風土に大きな影響を与えています。
この3人に共通していや、同年代の女性達はどんどん距離を置いていきました。
「あの人は特別。
あんなふうになれないし、それになりたくない」そんな声がまわりで喝かれるようになり、さらに男性部下女性部下全員が私に対して、もうついていけないと辞表を出しました。
私は30代、女性が企業で認められることを、男性と同じように働くこと、男性以上に働くことと思い込んで過ごしていました。
間違った認識だったのです。
実際、ストレスで2回の子宮筋腫の手術、急性肺炎、私が女性であることを捨てて仕事をしたことで払った自分への代償でした。
私がこの2月から組織している「女性と組織の活性化研究会」には加社を超える企業の皆さんが参加しています。
毎月の定例会に出てくるメンバーの17%は女性で、企業の女性活性化などの担当であったり、人材開発部門や経営企画部門の責任者だったりします。
彼女たちの多くは管理職であり、ほとんどの方が結婚をしていて、お子さんもいらっしゃいます。
女性としての人生を大切にしながら、仕事に対しても重要な役割を担い、女性だけでなく男性部下や後輩達からも非常に慕われていることです。
また、マネージャーに2人の既婚女性がいます。
彼女たちは、人生の優先順位をきちんと考え、めりはりつけた働き方をしています。
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